猫と自宅待機

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そして84日が過ぎた。これは自宅待機の期間です。そしてまだ継続中。

コロナ騒動は私にいろんなものを与えてくれましたが、その中でも大きなものといえばやはり、この自宅待機の日々です。

その間、群馬の母や姉は当初まったくコロナを気にもとめておらず、「緊急事態宣言?そんなの日本に来るかね?」と言っていた。その後少ししてから日本も自粛に入り、「ちょっとでも熱があったら医者に診てもらえないんだよ」と持病持ちの父が心配そうに話しているうちに、そのまま感染者の人数もあがらず、自粛が解けた。そして私はまだ、自宅で待機をしている。

 

カナダも少しずつビジネスが再開してきたが、分野ごとに時期をずらして復帰していくらしい。5月のどこかで初めて「ビジネスを再開する」という言葉を聞いたときに、まっ先に思い浮かんだのは「やめて!再開しないで!てか私が辞める!」という腹の底からの気持ちだった。ついにきてしまったか、と。

そして先日、6月のはじめ頃に「緊急外の診療(歯医者、マッサージ治療など)の再開を許可する」という政府からの連絡をみて、「ついに、本当に辞めるときがきた」と思った。私の仕事はその2つの職種と限りなく近い勤務体系で、それらが再開するということは、私の職場も再開するということだからだ。

 

自宅待機になり最初に気づいたのは、今まで絶対に性格的にも経済的にも無理だと思っていたが一度はやってみたかった「専業主婦」という夢のポジションに就けうるということだった。居られる。猫と一緒に家にいくらでも居られる。なんなら料理も掃除も断捨離も芝刈りもやる。問題ない。料理と断捨離は最初の一ヶ月くらいでこんなもんかなという程に落ち着いた。最近はめっきり作る気もなくなってしまったが、それでも自分が食べたいものが思いついたらササッと作る。ずっと家にいるから本当は1日2食で良いよなと思う。(旦那は仕事してくれているので、彼が食べるときは作る。それ以外は作る必要がないと言われている)

気を抜くと1日13時間くらいパソコンの前に座ってる日が続き、さすがに健康が心配になり散歩を真面目にし始めた。1週間に3回くらいの散歩。以前はこれさえも面倒だったので、今年こそはと年初の抱負に入れていた。結果的に、散歩が定期的に出来るようになって良かった。

 

以前の記事にも書いたが、志村けん氏とのお別れと時を同じくして、これまたもう絶対に無理だろうと思っていた「父との再通話」に導かれた。一人暮らしと社会の状況によって父の性格も変わっていた。見事に悪と威勢が削げ落ち、元来の愛情深い人になっていた。「何か必要なものはあるかい?」と聞くと「体温計が欲しいんだけど、店で売ってないんだよ」と言うので、ネットで探して普段よりは高いがそこまでバカ高くはない値段のものを送ってあげた。体温計が無事に手元に届いた父に「他にはないかい?」と聞くと、「ないです。体温計がきて、もう本当に幸せ。これが手に入らなくて本当に心配だった。どうもありがとうございます」と本当に幸せそうに言われた。それを聞いて私の心も救われた。

 

毎年夏になると家の近所の観光地から、屋外カラオケの音や、道行く人の大きな話し声や、道端で騒ぐ集団の声などが聞こえて騒がしいのだが、今年は自宅待機のおかげでその夏の出だしが遅れている。私的にはとてもハッピーでありがたい。

 

そして何より、私が一番心穏やかに過ごせている理由は、「誰にも会わずにすむ」というこの快適自宅待機生活そのものである。

去年の秋頃から、密かに心の底で思っていたことがあった。「あー、一ヶ月くらいのんびり休みたいな。」

私の仕事は接客業で、本当にいろーんな人がいろーんなことを求めてやってくる。職場の人も本当にいろーんなタイプの人たちで、この仕事でなければ間違いなく一生話すこともなかっただろう人たちばかりである。楽しい日もあったけれど、基本的に私はいつも疲れていた。人が近くに居ることで否が応でも耳に入ってくる会話、言葉、見えてしまうジェスチャー、きつい香水の匂い、感じてしまう価値観、優しさ、意地悪さ、執着、エネルギーなどなど、どうしたってそういうものを受けてしまう。もちろん人によるし、日による。同僚のほとんどはまったくそんなことを感じない人らしいが、私は本当に敏感なのだと思う。

それが、自宅待機になった途端にまったく疲れが消えた。「あ、やっぱり人との交流でやられてたんだ」と納得した。セラピストなどの仕事は、クライアント毎に塩で手を洗ったり、気でエネルギーシールドを張ったりすると良いという。私も「これはやばい」というお客さんや同僚との接触中と後には出来るだけ塩で浄化するようにしていたのだが、それでもどうにも疲れていた。なのでこの社会的に与えられた「人と会わなくてすむ期間」が私には本当に恵みの癒し時間になった。

 

当初は「日本で何が起こってるのか?」を知りたくて本格的にやり始めたツィッターも、とことん真実を追求したくてやっているうちに、はじめは気持ちが落ちてたが今はもう「落ち込む」という段階は抜けた。日本の政治だけを見つめると嫌気しか起きないが、世界で起こっている大きなことを探し始めると希望も見えてくる。世界は全てつながっているようだから、いろんな場所やジャンルからそれぞれの情報を集めて、今自分が持っている情報と方向性の確認などをしている。上手にシンクロニシティによって導かれることが多々ある。例えば、まったくジャンル違いの人のことがフッと頭をよぎる。まったく関係ないようなことの名前がフッとよぎる。それを別々に辿っていくと、行き着くところはその数日間に私が辿り着いた言葉や情報たちの追随になってたりして、結果、手元に届いた情報や感覚の確認になる。何が正しいかはまだ誰にもわからないが、自分の見つめる情報の整理はこうしてシンクロニシティや直感などを頼りに精査している。

結局のところ、今自分がやるべき最も大事なことは、自分自身の心や魂を穏やかにして、自分と自分の周りのエネルギーを清めたり上げたりすることなんだと思う。

一人が瞑想するとその人の周りの200メートルが癒されると聞いたことがある。

去年の秋にオーストラリアの火事の鎮火と自然の再生を祈るというようなことに参加した。タッピング(The Tapping Solution)を通してだったが、イメージとして世界中から愛の光が注がれその光が雨となってオーストラリアの火を鎮めるというのが見えた。そしてその数日後、本当にオーストラリアに雨が降った。(洪水になってしまったが、、、)イメージが見えたことにも驚いたが、以前から聞いていた「祈りで雨を降らすことができる」というのを実感して言葉が出なかった。

そういったこともあるから、なおさら、自分のエネルギーは清(浄)められるだけ清(浄)めるように努めようと思った。大きなことをする自分は想像つかなくても、瞑想なら確実に出来ると感じた。自分の望む未来をイメージするというのが今自分に出来る前進への道かと思う。

 

 以下は紹介です。

以前も何度か紹介しましたが、もう一度載せておきます。タッピングという療法で、顔などにある鍼灸のツボを順番に軽く叩きながら、自分の中にある感情を解放していくセラピーで、トラウマ解放に効果的です。日常の痛みや不安などの解放にもとても効果的です。(パニックアタックのある方には、イメージが強すぎて向かないとのことです。)

短いもので5分くらいです。誘導は英語ですが、痛みや不安の解放バージョンは比較的にシンプルな言葉で誘導されており、英語がちょっと苦手な人でもやりやすいのではと思います。

www.thetappingsolution.com

私はどちらかというと勘が働き、スピリチュアルなことに興味があります。ですがスピリチュアルといってもふわふわキラキラという感じのことではなく、シンクロニシティが多い、電話をとる前にかけてきた相手がわかる、人が表向きにだしている「形」ではなく本当の「意」がわかる、などの「見えないけれどそこにあるもの」といった世界もしくは世界感のことです。(伝わるかな?)

悟りとか、気(エネルギー)の流れや滞りとか、レイキも含め波動やクリスタル、数秘学、タロットのようなカード、などいろいろなことを含む感じのことが非常に呼ばれるというか気になることなのです。その一つに「自分の数字を知る」というのがあって、天使と繋がるということで有名?なKyle Grayという英国の方のサイトを紹介します。ローマ字で名前を書き込み、メールアドレスを入力して送信すると結果がメールにも送信されてくるというもので、無料で自分の数字を調べられます。(メールアドレスは入力しないと診断出来ませんが、後から送られてくるメール内から配信解除が出来ます)私は自分と旦那の数字を調べたのですが、これまで調べたいろんな数秘学の中でも最も結果が愛情深く描かれていると感じるサイトなので一応リンクを貼っておきます。結果も英語ですが、非常にシンプルだと思いますので意味が伝わりやすいかと思います。

https://destiny.kylegray.co.uk/

 

興味のある方は試されると面白いと思います。

ちなみに私の数字は「7」であり、「真実を追うもの」でした。

その説明がまさに私の全てを見抜いている・知っているという感じでした。泣けた。

 

必要な人に、届きますように。

お読みいただきありがとうございました。

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