お盆だものね

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一昨日のこと。どうりで。朝から涙することあるわけです。

お盆ですものね。

 

嬉しい涙なのだけども。

今は亡くなった大事な人たちに出会えて嬉しいーとか、

あの時あんなに大切にしてもらえて有難いーとか、

今旦那と一緒に生きているそのことが嬉しいーとか、

とにかく朝から、今あることやあの時の人達への感謝の気持ちが湧いてくる。

「ありがとう」と感じて目が覚める。気づけばお盆でした。

ありがとう。

 

 

先日、日本から旦那の両親と姪が来ていた。

子供のエネルギーというのはスゴイ。かわいいが、ものスゴく疲れた。でもとてもかわいい。

義理の両親は、かわいいというわけにはいかない。

私や旦那は年に一度会うかどうかという距離と頻度だが、これがもし日本で近・遠距離に実家もしくは義理の両親が居るとなると発狂ものだなと実感。

先日帰った日本でも実家に相当やられたが、いやはや。自分たち以外の大人と同じ空間に過ごすというのは、なんというか磁場が歪む?

『同居』とかしてる方々、心身ともに大丈夫なのだろうか、、、。

 

が、恐ろしいことに、姪は本当にかわいくて、空港でようやくの開放感とともに手をブンブン振りながら見送った帰り道で、うっかり「次があっても良いな」などと不吉なことを一瞬でも思ってしまった自分が怖い。

ちょうど最近、ストレスは中毒性があるということを知ったばかりだったので、まさにこのことかとハッとした。

トラウマになるようなことや、それに基づくドラマを繰り返す背景には、不快になる脳内物質やホルモンが出るらしいが、それが興奮作用もあるので中毒になる、ということらしい。

おー怖。なのできちんと克服するにはトレーニングが必要なのですね。

 

そんなこんなで、気づけば40なり。

39最後の一ヶ月に、何かできることに挑戦してみようと思い、やってみたのが『30日間スクワットチャレンジ』なるもの。結果、お尻が上がり、お腹がへっこんだ。やはり下腹はへこますことが可能なのだ。

 

4月に日本に帰った頃は体重がピークで、失礼な親戚にはうっかり妊婦かと思われ、非常〜に不本意であった私の体は、40を目前に遊び心で試したスクワットと「白いもの断ちダイエット」のおかげでいとも簡単に元に戻った。ちなみに「白いもの断ち」は粉、米、砂糖、乳製品。途中でどうしても食べるものが他になく、職場で頬張ったラザニアや、プチアップルパイ等はカウントしない。食べたのも昼間だしOK。そして完全に消化されたようなのでこれまたOK。

ちなみにちなみに。白くなければ食べて良いのだ。つまり、茶米(玄米)、黒砂糖、小麦粉で作られていないパスタ、アーモンドミルク等。糖分摂取量を控えるということが目的。

 

「感傷暴食(emotional eating)」というものがあることを知り、私にとってのそれはチョコレートだったと知った。

私は昔から、祖母の家に行くと必ずチョコレートを大量に買ってもらい、ケーキを出され、まるでそれらが主食のように食べていた。それは私の「至福の時」。実家とは違い、安心安全な場所での子供の貪り。

なのでその後の人生でもずっと、ストレスが溜まりそうになるといつもチョコを食べてきた。チョコは私にとって「安全な場所」の象徴だから。

美味しいが、肌も荒れるし、体には悪いなーと思っていた。なので40を目前に、それも断つことにした。断つといっても、毎日毎朝食べてたものを、「ほんのたまに、すごく特別な時に限り」という頻度にした。

タイミングと意気込み次第かと思うが、「絶対に断つ」にしなければ、ストレスもかからず自然に断てるものだと実感。タバコと同じか。「やめる時」が来ればほんのちょっとの努力でやめられるものなのだ。

 

姪っ子の話に戻るが、今回子供が身近に暮らしてみて思ったのは、

①子育ては大変だ

②大人の育てたように子は育つ

③大人はそれにまったく気づいていない

 

ということだった。

私と旦那に子供はいない。普段は二人と二匹のとても静かな生活をしているため、実の母や義理の両親などの大人が来ただけでもグワァッ(ー◾️ー)と狂いそうになるが、今回の姪っ子ちゃんはとってもとっても聞き分けのある良い子なのにものスゴく疲れた。あの無邪気なテンションと視線で自分の気になっていることを喋り続けられたら、こちらは根こそぎエネルギーを失うという魔法を見た気がした。

なぜだ?良い子なのに、なぜか接した後はまったく自分たちのことをする気力がないほどどっと疲れる。子供は大人の気を吸って生きているのだろうか、、、。

これが我が子になり、しかも一人じゃなく二人も三人も居たらと思うとオーマイガッ。子育てしてたらミイラのように干上がってしまうやないかーい。

子育て恐るべし。世の子持ちのみなさん、よもやサイヤ人か何かなのでは。

 

そして姪っ子ちゃんの発言で、ものスゴく引っかかったことがあり。

二人で食材を買いに行った時のこと。

「私はねー、ジージの家族もバーバの家族も誰かがみんな⚪️⚪️⚪️で死んでるから、私も⚪️⚪️⚪️で死ぬんだって〜!♫」と。

 

?????

 

え、殺したいの?何ナニ?大人は孫を殺したいの?

 

なんでそんな呪いをかけるのかなーと、本当に意味がわからなくなる。

これ、よくある呪いだと思う。

もっとましな言葉をかけられないものなのかなーと、残念に思うが。ちなみに姪っ子はまだ8歳です。そして「遺伝だからね〜!」を連発する。

そんなに幼いうちから、いろんなことを諦める癖をつけさせられないでおくれ。

ジーよ、バーよ。あなた達がそれを恐れているのはわかるが、わずか8歳の死に方まで決めてくれるなよ。

 

てゆーか、遺伝というよりもむしろ、「生活習慣、食習慣、思考習慣」の引き継ぎがこういう家系に根付く病気の原因になるというのがもっと広まれば良いのにと思う。

例えば。「遺伝だからね!」と言って、漬物に醤油をかけ続けるとする。高血圧は遺伝の病ですか?それはその「家庭の味」であり「嗜好」であり、生活習慣の結果ですよね、ジーよバーよ。なんでも遺伝で片付けないで。

 

姉方の姪っ子もそうだが、子育ての何が一番恐ろしいかって、その子を育てる周りの大人のネガティブや呪いや信仰が見事に全部写し出されることだなと思わずにはいられないのだった。

よもや家族のカルマが強いのか、それとも田舎の色が強いのか。

自分の中の闇と、これまで抱えてそしてようやく捨ててきた数々の闇とを思う時、とても決して子供は持てないと思うのであった、、、。

 

ごめんなさい、でも感謝してます。

ご先祖様、命をつないでくださり、ありがとうございます。

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